鷲厳ブログ

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とあるパチンコ店でバイトしていた時の出来事【エピソード:4 その店のマスコットキャラ的なおばーちゃん】

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お疲れ様です!鷲厳です!

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筆者が京都のパチ屋でバイトしていた約7年間で経験した出来事を紹介!今回は、【マスコットキャラ的なおばーちゃん】の話です!

齢80歳くらいの常連のおばーちゃんがいた

【通称:お花さん】だ。

若い常連さんの中では、【ヨーダのおばーちゃん】と呼ばれていた。

そう…あのジェダイマスターのヨーダだ。

緑色のやつ。

そのくらいお花さんはシワシワなのだ。

筆者もそれを聞いた時には、「確かにwww」と思ったくらいシワシワのおばーちゃんだった。

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そしてこのお花さんは、筆者がバイトしてる店ではマスコットキャラ的なおばーちゃんなのだ。

常連さんはもちろん、スタッフ一同もお花さんとは仲がよかった。

もちろん極悪非道な店長も、仲が良かった。

お花さんは海の甘デジ(出玉は少ないが当たりやすい台)をよく打っていた。

しかし、お花さんはヒキ弱民だったため、入ってきた年金もすぐに使い切ってしまうのだ。

年金を担保にして借金をしているとも、聞いたことがある。

だが、家にいてもやる事がない為、ほぼ毎日パチ屋に来ているみたいだった。

そんなお花さんだが基本的には無害な為、スタッフと仲が良かったのだ。

っというより、仲が良すぎて…かどうかわからないが、筆者は暇つぶしにお花さんによくイタズラをしていた。

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どんなイタズラをしたのか?

突然だが、お花さんは手癖が悪い。

たまに空き台に残高が残ったカードが入りっぱなしな時がある。

お花さんはそんな残高があるカードを発見すると、必ずネコババするのだ。

必ずだ。

それを注意すると、ボケた振りをして誤魔化そうとする。

そこで筆者はちょっとしたイタズラを考えたのだ。

パチ屋の店員は常時、残高がないカードを持っている。

カードがない台に補充する為だ。

その残高0のカードをワザとお花さんに掴まして、台に座って残高0のカードを入れた時にどんなリアクションをするか見てみようと思ったのだ。

お花さんが店内を徘徊しだしたら、空き台に残高のあるカードを探している合図だ。

もはや筆者に行動を読まれているのだ。

そして、お花さんが店内を徘徊し始めた。

(おっ!お花さんが徘徊し始めた…やるか…)

筆者は、お花さんが通るルートを把握しており、そのルートのど真ん中に残高0のカードを置いておいたのだ。

すると…それに気付いたのか

お花さんは、いつもはノソノソ歩くのに、この時ばかりは見た事ないくらいの早歩きで近づき残高0のカード手にしたのだ。

ちなみに残高があるかどうかは台に入れてみないとわからない。

お花さんは、速攻で海の甘デジに座り手にしたカードを台に入れた。

筆者はその様子を陰から眺めていた。

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勿論カードの残高は0だ。当然、玉なんてでない。

お花さんは…

「…?…でーへんやん…」みたいなリアクションだ。

何度も貸出ボタンを押していた。

それを見た筆者は…なんだか可哀そうになったので、


同じことを3回くらいした

だが…同じことを何回もやると、さすがの筆者も飽きてきたので、その日以降は理不尽にキレてくる客にイラついた時にしかやらなくなった。

だがお花さんも人間(ヨーダ?)だ。

段々と学習してくるようになり、そのイタズラが筆者の所業だと気付くのに時間はかからなかった。

ある日、筆者は他の客にイラついた時に、またそのイタズラをお花さんに仕掛け、まんまと引っ掛かり、

「またか…」みたな顔をしているお花さんに…

「どうしたん?(含み笑い)」

っと聞くと、

「また、あんたやったやろ!こ~ら~!

この「こ~ら~」はお花さんがよく使うワードだ。

「だって、お花さんいっつも引っ掛かるからおもろくて!」

「あんた、こんな死にかけのババアあいてにようやるなぁ!」

「そんな事ないってwwww」

もはや、お花さんにイタズラを仕掛ける事は、筆者にとっての癒しなのだ。

そんなお花さんも年金支給日になると少し羽振りがよくなる。

スタッフにジュースを奢り、他の常連さんの借りたであろう金を返し、更になぜかスロットにも手を出すほどだ。

その時はよく目押しをしてあげた。(当時は店員の目押しは問題なかった)

その度に「ありがとうな!」っと言ってくれるのだ。

だが、カード残高0イタズラは止めなかった。

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そんなある日…

筆者はいつもみたいに、常連さんと「あの演出はどうだ」とか、「ゾーンがこうだ」とかそんなクソみたいな話に華をさかせていると…

突如、インカム(業務連絡用の無線)で…

「お花さんが!めっちゃ血ぃでてる!」

と他のスタッフが言ったのだ。

筆者も、慌てて現場へ駆けつけると…

顔面血まみれのお花さんが、なぜかキレ気味でいた。

話を聞くと、階段から滑って顔を打ちつけたらしい。

だが、なぜかキレている。

「もぅええ!もうえぇから!」

「何言ってんねん!ええわけないやろ!はよ病院いかなアカンやろ!」

筆者もつられて少し感情的になっていた。

「大丈夫!大丈夫やから!」

「大丈夫なワケないやろ!メッチャ血ぃでてるやん!」

…っとそんなやり取りをしていると、店長がやってきて…

「とりあず病院行こ!大丈夫かどうかは医者が決める事やから!」

…とド正論!

それを聞いたお花さんはしぶしぶ…

「わかった…」

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お花さんは店長には従順だった。

その後、店長が病院へお花さんを送り、帰ってきた店長から…

「お花さん…顔面骨折やって…」

思ったより重傷みたいだった。

(当分…店にこれへんかぁ…それが原因で最悪の場合も…)

筆者は、なんとなく寂しくなった。

だが!

3日後くらいには、顔面に包帯をグルグル巻きにしたお花さんが他の常連に金をタカっていた。

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筆者はそれを見て…

「墓荒らしを襲うミイラやんwww」

筆者は開口一番、お花さんに言った。

「誰がミイラや!こ~ら~!

どうやら、まだ死なないみたいだ。

いよいよ、あの事件を機に死神に手を引かれるかとも思ったが、まだ大丈夫みたいだった。

筆者はなんとなく嬉しい気持ちになった。

それと同時に、次はどんなイタズラをしてやろうかとも思った。

そう…筆者はぬかりないのだ。

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とある日…

お花さんが住んでいる地区でお祭りがあるという情報が入ってきた。

筆者がバイトをしているパチ屋の常連さんも、当然その地区に住んでいる人も多かった。

そういった常連さんとも仲が良かった筆者は、その祭りに誘われた。

(めんどくせぇ~けどいってやるか…)

筆者は上から目線で思った。

そしてお祭り当日、行ってみると…なんだかんだ言ったってお祭り、やはり楽しくなる。

知ってる顔も多い。

その中には当然、お花さんがいた。

「お!なにしてんねん!はよこっちこい!」

お花さんに発見され、無理矢理手を引かれた。

手を引かれた先には、筆者がバイトをしてるパチ屋の常連さん達がいた。

だが、筆者にはパチ屋店員あるあるがある。

お店のお客さんと、店外であまり仲良くしてはいけないのだ。(あまり従順には守ってなかったが…)

当然、筆者も…

「あんまこうゆうことしたらアカンねんって!」

「大丈夫やって」

「ほなちょっとだけやで、内緒にしててな!」

筆者は、ちょっとだけ輪に入った。

そこでは、筆者がバイトをするパチ屋の愚痴大会が始まっていた。

「あの台はでない!」

「あの店長のやり方はえげつない!」

「今月はいくら負けた!」

全て、悪口だ。

そして、全て…

(じゃ…他の店いけばいいやん!パチ屋は他にもいっぱいあるで!)

の一言で片付けられる話だった。

そして筆者はなんとなく、お花さんに

「そういえば、お花さんって家族とかいんのん?」

普段はそういう話は聞かない様にしているが、本当になんとなく聞いた。

「今は、一人やで…」

「ふ~ん…そう…」

それだけだった。

筆者はそれ以上聞くのを止めた。

だが、他の常連さんの話だと、子供は自立し、旦那さんとは死別したらしいとの事だった。

まぁ…よくある話だ。

結局、ちょっとだけのつもりがかなり長居していた。

筆者は、

「ほな、もう帰るわ!内緒にしててな!」

「ほ~か、ほな送ってたるわ!」

なぜかお花さんが筆者を途中まで送ってくれる事になった。

そして帰りの道中、筆者は

「お花さんは、孫とかおんのん?」

「おるで!3年くらい前に会うたわ!」

そんな会話をしたような気がする。

「ほいじゃあ、この辺でええで!ありがとうな!」

「そうか…ほな…これ…」

なぜか1000円をくれた。

「おっ!ええのん!サンキュー!」

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筆者は、神速で1000円を奪い取った。

筆者は基本的に遠慮しないのだ。

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そして…

相変わらず筆者はお花さんを様々なイタズラでおちょくっていた。

その度に

「こ~ら~」だ。

たまに、何にもしてないのに「こ~ら~」が出る時もある。

(おっ!いよいよボケたか?)

と思うこともしばしばだ。

だが、筆者がバイトをしていたパチ屋を辞める時

「お花さん!俺、来週で店辞めんねん。今までありがとうな!」

「え!ホンマか…寂しなるなぁ………そや!時計買うたるわ!」

「えっ!フランクミュラー?」

「えっ!なんやそれ!」

お花さんはフランクミュラーを知らないみたいだ。

筆者のセンスあふれるボケも台無しだ。

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お花さんが言っている時計とは


学校を卒業するときに卒業祝いで貰えるタイプのやつだ。

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もちろん現在も絶賛稼働中だ。

そして、筆者の最後の出勤日…

お花さんは…

店に来なかった…

(もう会えへんのか…寂しいな…)

筆者も一応人の子だ。

寂しい気持ちもあるのだ。

結局、筆者の勤務時間が終わるまで、お花さんは来なかった。

その後、筆者は静岡に移住し、2年が過ぎた頃…

当時のバイト仲間からの連絡でお花さんが亡くなった事を知ったのだった。

って事で以上!

結局、筆者の最終日は、お花さんは寝ていたみたいでした。

次の日に、

「あれ、おらへんやん」となって

「昨日が最後やったんやで!」

「ほうかぁ…」

みたいな感じだったようです。

まぁ…そんなもんですよね!

それでは皆様に幸あれ!

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