お疲れ様です!鷲厳です!
今回は、【WOTOFO(ウォトフォ)】SMRT POD KIT(SMRTポッドキット)をレビュー!メッシュコイルを使うPOD型デバイスですが、既製品のメッシュだけではなく、メッシュコイルのリビルドも可能!更に、GTXコイルやPnPコイルとも互換性があり、使えるコイルの幅めちゃ広なPOD型デバイスです。
って事でコチラ↓↓↓
ご提供: WOTOFO 様
SMRT POD KITについて
最近のPOD型デバイスと言えば性能や味の表現力が上がり、十分にメインデバイスとして扱えるようになって来ましたね!
今回レビューする『SMRTポッドキット』も同様!
そしてなんと言っても、『SMRTポッドキット』の大きな特徴は、対応コイルの幅広さとメッシュコイルがリビルドできるって事!
Manik Pod Mod(WOTOFO)で使えるコイル全てに互換性があります。
対応コイル
D11/D13/D14/D15/VoopooPnPシリーズ/VaporessoGTXシリーズコイル
将来的には市場のすべてのコイルに合うように、より多くのバッチをリリースする予定らしいです!
多くのPOD型デバイスは既製品のコイルを使用するのでランニングコストが掛かりますが、リビルドが可能になると言う事はランニングコストを下がるという事!
ランニングコストを下げたい!メッシュコイルのビルドがしたいって方にも対応したデバイスです!勿論、手間や時間が掛かるのはイヤだよって方は幅広い既製品のコイルメインで使う事も可能ですよ!
それでは見て触って使っていきます!
SMRT POD KITを見ていきます!
まずは見ていきましょう!
開封
パッケージ内容
MANIKSバッテリー(本体)
SMRTPnP ポッドカートリッジ
SMRTPnPリビルド可能コイルキット
D15クラプトンMコイル(PnPコイルと交換可能)
Type-C充電ケーブル
ユーザーマニュアル
WOTOFO製品は相変わらずの付属品山盛り!
ユーザーマニュアルには日本語表記有り!やや怪しい日本語ですが理解できる内容でした。
既製品のコイルが1つ、リビルド用のメッシュコイルシートが計6枚とコットンが6枚で合計7つ分コイルがあります。
このキット1つでかなり長い期間使用できますね!
スペック
サイズ | 29.2 x 23 x 117.3mm |
ポッド容量 | 4.5ml |
ポッドカートリッジタイプ | 交換可能なコイル用の詰め替え可能なポッド |
材質 | アルミニウム合金+ PCTG |
ディスプレイ | 0.96インチTFT |
充填方法 | サイドフィル |
エアフロータイプ | サイドエアフロー |
バッテリータイプ | 内蔵2000mAhバッテリー |
出力電力 | 5-80W |
充電ポート | タイプC |
充電電流 | DC 5V / 1.5A |
安全機能 | 低電圧保護、過充電保護、8秒カットオフ、短絡保護、低抵抗保護、過熱保護 |
最大出力数は80Wとサイズの割にはなかなかハイパワーで、バッテリーも2000mAhとこちらもサイズの割にはかなり容量がありますね!
充電ポートは勿論typeC!刺す際のストレスもなく、充電速度も速いので利便性抜群です!
最近のWOTOFO製品の特徴の一つでもあるnexCHIPが搭載されており保護機能も充実!
カラー
カラーは、ブラックブルー、ブラックレッド、ゴールド、ブラックの4種類!
今回のレビューのカラーはブラックです!
フォルム
コチラ側は、パフボタン・ 0.96インチディスプレイ・サブボタンですね!
ボディの素材はアルミニウム合金で軽量化と強度を兼ね備えています。
ただ、ディスプレイ部分の指紋汚れなどは目立ってしまいますね…
コチラ側は『MANIK』のロゴの主張が強め!
長く使っていると剥げてしまいそうな印象。
トップ部分はこんな感じ!
ドリップチップはポッドと一体型です。
ポットの素材はPCTG。
メモ
PCTGとは靭性が高く衝撃に強い素材です。
エアーを取り込むエアホールが左右に開いています。
ポットに装着させるコイルの位置を考えると実質ボトムエアフローですね。
ボトム部分はこんな感じ!
typeCの充電ポートがありますね。
水気のある所に立てて置くのはオススメできません…
本体からポットを外してみるとこんな感じ!
ポットの装着は、マグネットによる磁力とハメ込み式で「ポロッ」っと取れる事はなさそうです。
取り外してみたポットはこんな感じ!
最初からはコイルは入っていませんでしたよ。
リキッド補給はサイド部分から行えます。
リキッド容量は4.5ml!
ポットのコイル装着部はこんな感じ!
この穴の径やドリップチップまでの高さが、D11/D13/D14/D15/VoopooPnPシリーズ/VaporessoGTXシリーズコイルの装着を可能にしています。
ポットと本体の装着部分はこんな感じ!
SMRT POD KITを触ってみる!
電源のオンオフはパフボタンを5回連続クリック!
ディスプレイの表示されている内容は…
●バッテリー残量
●W数
●抵抗値
●V数
●パフ数(吸った回数)
●パフボタンを押していた時間(吸っていた時間)
とりあえず欲しい情報は網羅されています。
サブボタン両方を同時押しでW数をロック!
長押しではなく同時に押すだけでロックが掛かります。
電源オン時にパフボタンを3連続クリックでキーロック!
ロックをかける事で、パフボタンとサブボタンの操作が無効になります。
アンロックは同じようにパフボタンを3連続クリックです。
パフボタンとサブボタンの「-」を同時押しでパフ回数のリセット!
これまでにカウントされていたパフ回数が0になります。
10回吸ったら終わりにしよう…とかの目安を付けやすい操作。
パフボタンとサブボタン「+」同時押しでディスプレイカラーの変更!
白、赤、橙、緑、青、紫の計6色!
パフボタンと「+」ボタンを同時押しする度にカラーが変化していきます。
最大出力は80Wまで可能。
1W毎の増減で調整できます。
メッシュコイルをビルドしてみる!
って事でいよいよ今回の目玉、メッシュコイルをビルドして………いく前に付属品の確認をしていきましょう!
メッシュシート
付属されるメッシュシートは3種類×2枚ずつの合計6枚!
各メッシュシートの特徴を見ていきましょう!
nexMESH Chill
ポイント
0.20Ω(推奨出力:37-43W)
滑らかな風味、優れた蒸気生成。
nexMESH Turbo
ポイント
0.20Ω(最高出力:37-43W)
風味が増し、濃厚な蒸気が発生します。
nexMESH Extreme
ポイント
0.20Ω(最高出力:45-55W)
非常に 温かみのある味わいで、大量の蒸気が発生します。
コットン
コットンは細長いタイプのヤツがメッシュシートと同じ枚数の6本!
このコットンは全体的にフワフワしているようなコットンではなく、シートタイプのコットンのような表裏両面がやや硬めのコットンでした。
メッシュコイル用のコットンなのでしょう。
SMRT PnPリビルド可能コイルキット
コチラがメッシュコイルのビルドを可能にするキットのセットです。
各パーツの予備もある充実のセット内容。
単品での販売もされているので、MANIK POD MODを持っている方はこのキットを購入するだけでメッシュコイルのビルドが可能になります。
Let’sbuild
それではいよいよビルドを始めていきましょう!
メッシュコイルのビルドを写真付きで説明してくれる説明書(英語表記)も付属されているので、それを見ながらビルドしていきます!
ちなみに緑のOリングは最後まで使いませんでした…
先にコイルはキャップとベースに分かれるので、分けておきます。
次にコットン、コットンの真ん中にメッシュシート、メッシュシートの上にジグを置きます。
それをグルっとジグに巻き付けます。
このグルっと巻き付けたヤツをコイルのベース部分に入れます。
こんな感じ!
角度を変えてみるとこんな感じ!
コットンの余る部分をベースの縦長のスペースから出す感じです。
次に、メッシュシートの足の1本をベースの溝に入れ込むように折り曲げます。
もう一本はそのまま。
そして次に使うパーツはこの黒いパッキンを使います。
黒いパッキンを取り付けるとこんな感じ!
次はこの金色のパーツを使いますよ!
コンタクトピンですね!
こんな感じで黒いパッキンの所へ装着させます。
あとは余分なコイルレッグを切り落とします。
コットンも余分な部分は切り落とします。
ハサミで切りとるよりも、ニッパーで切った方がキレイに切り取る事が出ましたよ!
後は、ジグを取り外します。
完成させたコイルはこんな感じ!
見た事がある形になりましたね!
最後は、キャップを被せて完成!
SMRT POD KITを使ってみる!
それでは無事メッシュコイルのビルドも出来たので、早速吸ってみましょう!
まずは準備
まずはリキッドをポットの中に入れていきます。
先にコイルにリキッドを軽く染み込ましておくと吉!
コイルの装着向きは、コイルのボトム部分のエアホールが画像のような感じで装着させると本体両サイドのエアホール合わさります。
後はポットのパッキンを開けて…
リキッドを補給させます。
リキッドを入れたら中のコイルやコットンに完全にリキッドが染み込むまで約5分ほど待機!
重量はポットにリキッドを入れた状態で約86g!
バッテリー容量が2000mAhもある事を考えると割と軽量な部類な印象。
SMRT POD KITで吸ってみる
今回はビルドで使用したメッシュシートはnexMESHExtreme!
0.20Ω(最高出力:45-55W)なので50Wで頂いてみました!
うむ…
味に関してはよくあるクリアロな印象。
最近のPOD型デバイスは当然のように味が出るので、このSMRT PODも当然味がよくで出ます。
普通に味が出るPOD型デバイス!
基本的に推奨主力範囲が高めなので、フルーツ系などのざっくりしたリキッドとの相性が良さそう。
メッシュコイル+nexCHIP搭載なので立ち上がりも爆速で、パフボタンを押すと同時にミストが発生します。
出力幅も1~80Wまであるので、リキッドや自分の好みに合わせて調整できる所も嬉しいポイント!
ドロー感は軽めDLな印象。
MTLでは軽すぎるのでDL仕様なデバイスです。
約3日間使ってみた感想
サイズ感に関しては割とコンパクトなので、ポケットにも入れやすく持ち運びにはストレスを感じませんでした。
バッテリー容量も2000mAhもあるので、50Wで一日約5mlのリキッド消費でも十分に一日持ちました。
メイン使用も可能ですね。
そしてこのタイプのデバイスの弱点『液漏れ』に関しては…
やはり発生…
一晩放置で本体とポットの装着部に『ジワ漏れ』レベルの液漏れが発生してました。
コイルの個体差やメッシュコイルのビルドのやり方に寄るのでしょうが、ここはやはり気になります…まぁ…ダダ漏れよりかはマシですが。。。
気になるのは気になる。
長く使うとなると、こういうジワ漏れレベルでもストレスになるんですよね…
って事で以上!
サイズの割にバッテリー容量もありメイン使用は可能!
なにより幅広いコイルに対応!
コスパが良いリビルドも可能なデバイス!
って言うか、VoopooPnPシリーズやVaporessoGTXシリーズコイルと互換性があるという事は、SMRTリビルド可能コイルキットを使えばVOOPOO DRAG S MOD PODやVaporesso GTX ONE Kitでもメッシュコイルのリビルドが可能って事!?(どちらのデバイスも持っていないので試せないですが…)
液漏れするという宿命は避けられませんでしたが、汎用性はかなり高いデバイスでした。
気になった方はコチラ
それでは皆様に幸あれ!