お疲れ様です!鷲厳です!
今回はAIO(all in one)デバイス!【Cthulhu(クトゥルフ)】CTHULHU RBA AIO BOXをレビュー!RBAや既製品のコイルでの使用が可能のBOROタンクを搭載!出力調整や幅広い出力設定も可能!とにかく何でも出来るAIOデバイスです!
って事でコチラ↓↓↓
ご提供:ベプログショップ様
【Cthulhu】CTHULHU RBA AIO BOXについて
所でBOROタンクってなんや?ソコから入った筆者…
調べてみると、『ビレットボックス(Billet Box)』と言う世界的に流行っているハイエンドデバイスで使われているタンクの様です。
そして『CTHULHU RBA AIO BOX』はそのBOROタンクとの互換性があるデバイスとの事。
ぶっちゃけ『ビレットボックス(Billet Box)』はイマイチわかりませんが、知らないが故先入観なく『CTHULHU RBA AIO BOX』をチェックできるよね!
って事で見て触って使っていきます!
CTHULHU RBA AIO BOXを見ていきます!
それではまずは見てきましょう!
開封
パッケージ内容
CTHULHU RBA AIO BOX 本体× 1
焼き入れ用510接続アダプター× 1
Nautilusコイル用変換アダプター× 1
エアフローピン 0.8mm× 1
エアフローピン 1.2mm× 1
エアフローピン 1.6mm× 1
エアフローピン 2.0mm× 1
スペアOリング、ネジセット× 1
スペアシリコンキャップ× 1
ミニプラスドライバー× 1
USB Type-Cケーブル× 1
取り扱い説明書(日本語欄あり)× 1
18650電池1本(ベプログショップでの購入なら付属します)
パッケージ内容はモリモリ!
コイルやコットン、対応コイルなどは付属しませんが、4種類のエアフローピンやビルドをする時に使う510アダプターなど様々なパーツが付属されています。
また、説明書は所々怪しい日本語ですが日本語表記もあるので使い方については苦労しないかと思います。
スペック
サイズ | 80mm × 48.2mm × 22.8mm 重量112g |
---|---|
出力電力範囲 | 5 - 60 W |
出力電圧範囲 | 1.0 - 8.0 V |
モード | VW、VV、TC、TDR、BYPASS |
リキッド容量 | 6.0ml |
バッテリー | 18650シングル |
機能的には高性能なテクニカルMODと同様で各種出力モードを搭載しており調整の幅も広めです。
また、タンクのリキッド容量が6mlと大容量な所も個人的にはgoodポイント!
バッテリーも外付けの18650バッテリーに対応しており、お出かけの時に予備でもう1つバッテリーを持ち歩けばバッテリー切れの心配はなくなるし、バッテリーがヘタってきても新しいバッテリーに交換する事で本体を長期間使う事が出来ます。
サイズ感的にはコンパクトで印象で、重量も…
バッテリーとリキッド込みでも約165gと比較的軽めです。
コンパクトで軽量なのに高性能ってことですね!
カラー
エレバントブラック
ミッドナイトグリーン
パシフィックブルー
ホットピンク
ボディカラーは4色!
今回のレビューのカラーはパシフィックブルーです!
フォルム
サイズ感的にはよくあるボックス型のテクニカルMODよりもやや小さいくらいのサイズです。
またボディの素材には航空機規格のアルミニウムを採用しており、耐久性と軽量性を兼ね備えています。
触った感じも、金属のしっかりした作りを感じとれます。
反対側にはこんな感じ!
エアフローコントロール部たリキッド残量が見える小窓がありますが、リキッド残量の視認性はあまりよくありません…
正直ちょっとわかりにくい部分もあり、正確なリキッド残量を確認する為にはワザワザパネルを外すと言った作業が必要になりますが、そもそもリキッドが6mlも入るので一度満タンまでリキッドを入れてしまえば、当分はリキッド残量の心配はしなくてもいいですからね…その辺は行って来いなのかなぁ…な印象。
サイドのボトム部分には汎用性tの高いypeCの充電ポートがあります。
本体を倒す事無く、さらに縦置きしてもバランスが崩れづらい位置にこの充電ポートがあるのはなかなかgood!
トップ部分はこんな感じ!
510規格のドリップチップとパフボタンがあります。
このパフボタンで電源のオンオフやベイピング、また通電時に発光するカラーでザックリしたバッテリー残量を把握できます。
パッケージ内容にこっそり付属されていたスキンシール!
なんじゃこら?…と思って調べてみたら、どうやらファーストロッドとセカンドロッド以降で2点の変更点があります。
つまり今筆者がレビューしている個体は、2ndロット以降の個体になります。
それらを踏まえて下記をご覧ください。
パフボタン側のパネルを開けてみるとこんな感じ!
バッテリーを入れる所と液晶が見えます。
液晶は2nd以降なのでやや小さめですが、情報は十分に見えます。
ちなみに、パネルの開け方は本体ボトム部分にツメを引っかける部分があるので、ソコからパコっと開けます。
反対側のパネルを開けてみるとこんな感じ!
BOROタンクに互換性のあるタンクが見えます。
そして、2ndロット以降の個体なので『AIO』の文字はありませんがスキンシールが付属されます。
また、クトゥルフのロゴ下にはシリアルナンバーが刻印されています。
1stロットでゾロ目の個体とかはかなり希少性が高くなる感じですね…
タンクを外してみるとこんな感じ!
タンクの外し方はスクリュー式で固定されているドリップチップをまず取ってからタンクを取り外す仕様になっています。
タンクの脱着にはちょっと手間が掛かりますね…
CMRBAタンク
次はタンクを詳しくチェックしていきましょう!
このCMRBAタンクの一番の特徴はBOROタンクと完全互換な所!
上でも書きましたが、筆者はそもそもBOROタンク自体はご存知ではないので、先入観のない率直な筆者の感想を見てもらえればと思います。
まずはドリップチップ!
ドリップチップと接続パーツの2つのパーツに分かれます。
接続パーツは510サイズなので汎用性があり、サイズが合う好みのドリップチップがあれば付け替える事が可能です。
タンクのボトム部分にあるエアフローコントロールの歯車が印象的です。
エアフローコントロールはこの歯車を回して調整します。
プリインストールされいるのはRBAデッキです。
リキッドチャージはタンクのトップ部分から行えます。
リキッドを入れる時は、このタンクを本体に付けたままでも行えます。
タンク下部部分を外してみるとこんな感じ!
デッキが登場!
チャンバーはドーム型になっていました。
トップ部分はこんな感じ!
ドリップチップ下部の受け皿のような形状です。
タンク下部のパーツをバラしてみるとこんな感じ!
このタンクのパーツは全てOリングとパッキンで接続、固定されています。
エアフローピンと510接続アダプター
次に付属パーツをチェックしていきましょう!
CTHULHU RBA AIO BOXには4本のエアフローピンと510接続アダプターとコイル用アダプターも付属されます。
エアフローピンは、0.8mm・1.2mm・1.6mm・2.0mmの4本が付属!
当然、穴が小さければ小さいほどドローは重くなります。
エアフローピンはデッキのコンタクトピンにスクリュー式で装着させることができます。
装着感の違いはこんな感じ!
このエアフローピンとタンクのボトム部分の歯車のエアフローコントロールで幅広い調整が可能になります。
ビルドをする時に必要な510接続アダプター!
接続させるとこんな感じ!
ただ、デッキのサイズが小さく必然的にコイルも小さめでビルドした方が良いので、ビルドする際は出力が調整できるテクニカルMODで行った方が良いかもです。
次はコイル用アダプターをチェック!
対応コイルはAspireのNautilusコイルで国内でも多く流通しており比較的入手難易度が優しく、味わいにも優れたコイルです。
ちなみにNautilusコイルは付属してません…
コイルをアダプターの接続は、コイルにトップ部にアダプターを挿し込みます。
なんとなく、コイルのボトム部分に取り付けるモンだと思っていましたが、コイルのトップ部にスポっと入れる感じ!
このままだとタンクには取り付かないので、タンクのチャンバーを外す必要があります。
チャンバーの取り外しは簡単で、上からグッと押し込むだけ!
チャンバーもOリングでハマっているだけなので脱着は簡単です。
ノーチラスコイルを接続させるとこんな感じ!
CTHULHU RBA AIO BOXを触っていきます!
って事で次は色々イジったり、ビルドしたりしてみます!
色々触ってみる!
液晶内容
って事でまずはバッテリーを入れてみましょう!
「-」が上、「+」が下!
液晶表示
抵抗値
V数
A数
W数
現在のモード
バッテリー残量
LEDインジケーター
スケルトンなパフボタンの発光でバッテリー残量や本体の状態を確認出来ます。
LEDインジケーターの色 | バッテリー残量 |
緑 | 25~100% |
赤 | 25%以下 |
青 | チェックアトマイザー |
ザックリとした内容ですが、パネルを外してまでバッテリー残量を確認する手間がかからないのはgood!
出力モード
出力モードの変更はパフボタンを3連続クリックで、選択モードになり液晶下の2つのボタンで選択・調整ができ、パフボタンで決定。
テクニカルMODを触った事がある方なら直感的に操作できる操作感です。
ワッテージモード
5W~60Wまでの出力範囲!
ボルテージモード
1.0V~6.9Vまでの出力範囲!
バイパスモード
バッテリーの電圧をそのまま出力!バッテリー残量が少なくなると出力も弱くなります。
疑似メカニカルな感じ!
NIモード
100C~315C(200~600F)までの出力範囲!
SSモード
100C~315C(200~600F)までの出力範囲!
TIモード
100C~315C(200~600F)までの出力範囲!
TCRモード
10~800までの調整範囲!
省エネ
バッテリーの消費を抑える為、LEDの発光や液晶表示をさせない設定も出来ます。
●パフボタンと-ボタン3秒長押しで液晶表示をオフ
●パフボタンと+ボタン3秒長押しでLEDインジケーターの発光をオフ
再び同じ操作でオンに出来ます。
ビルドしてみる
って事でいよいよビルドしてきましょう!
デッキが小さめなので、今回は28gaのワイヤーを使ってみました。
2ポストのオーソドックスなデッキ!
コイルの足はネジの頭で押さえ込むスタイル!
コイルを固定させる時に、ちょっとコイルが動きます…
ビルドしやすいかどうかで言えば微妙…慣れが必要です…
慣れが必要ですが、コイルを固定させれば後は簡単です。
あとは焼き入れをして、コイルに均一に熱が通るか確認して…
ウィッキング!
コットンはこんな感じでジュースホールに納めてみました。
コットンがパンパン過ぎたかも…
チャンバーにコットンがあたりそう…
まぁ…大丈夫でしょう!
こんな感じで隙間からコットンが見えていたら大丈夫!
最後にエアフローコントロール用の歯車を装着!
こんな感じでポジティブピンの穴に合わせて調整出来ます。
ただ、ノーチラスコイルを使う場合は、歯車は上下逆じゃないと取り付かないの注意です。
CTHULHU RBA AIO BOXを使ってみます!
準備
使い方も分かったしビルドもしたし、最後は使っていきますよ!
リキッドを入れます。
タンクだけの状態だとリキッド残量の視認性はかなり高め!
タンクを本体に戻します。
本体とタンクはハマり込んでいるというよりも、乗っかっている状態です。
それをドリップチップの接続パーツで固定させているという感じ。
タンク側のパネルにはリキッドが漏れたとき用の溝が彫られています。
この溝がある事でリキッドが漏れても下に流れていくので、バッテリーや本体内部にリキッドが入り込んでしまうリスクが軽減されます。
って事でパネル被せて完成!
吸ってみる
吸ってみるとは言っても味わいはビルド次第なんですけどね…
今回は抵抗値が高めだったので、低出力で焚いてみたのですが味わい的にはMTL寄りの味わい。
…っと言うよりも、エアフローピンとなどでより精密にドロー絞れるデバイスなので、リキッドをガンガン焚く爆煙系のデバイスではなく、まったり味わい重視なデバイスなのでしょう!
使い勝手としては、調整やリキッド補給を行おうとするたびにパネルを一度外すと言った手間が必要ですが、なによりコンパクトで軽量!さらにリキッドも6mlも入るので、ダラダラ使うにはかなりアリ!
設定や調整も一度決めてしまえば、あんまり触る事もないですしね。
ビルドがめんどくさかったら、ノーチラスコイルを使えば良いですし味わいも十分です。
ただ、リビルドやコイル用に変装する時には一度タンクを空にしてからの方が良いかもです。
タンクのパーツはほぼ、Oリングやパッキンだけで固定されているので、各パーツを外す時に他のパーツも外れてしまう事があるのでタンクにリキッドが残った状態だと、手がリキッドまみれになる可能性があります。
って事で以上!(まとめ)
コンパクトで軽量!
高性能なテクニカルMOD並みの調整幅!
ビルドできるし、コイルも使える!
何でもできるAIOデバイス!
2台目やサブ機が欲しい方はチェックしてみて下さい!
気になった方はコチラ
それでは皆様に幸あれ!