お疲れ様です!鷲厳です!
今回はアトマイザー!【Aspire(アスパイア)】PRESTIGE KUMO(プレステージクモ) RDTA TANKをレビュー!リキッドの新しい供給構造でビルドが簡単に!更に豊富なカスタムパーツが付属されており1つのアトマイザーで様々なフォルムを楽しめます!
って事でコチラ↓↓↓
ご提供:ベプログショップ様
PRESTIGE KUMO(クモ) RDTA TANKについて
ヒット作を連発している『Aspire』から新しいリキッド供給システムのRDTAが登場しました!
しかもドイツのハイエンドブランド「Steampipes(スチームパイプ)」とのコラボ商品になります。
まぁぶっちゃけ「Steampipes」と言われれもマスプロ製品ばかり使う筆者にはピンとこないのが正直な所なのですが…
実はこの「Steampipes」と言うブランドは、この『KUMO』の特徴でもあるリキッド供給システムである『キャピラリーシステム』の特許を取得しています。
ヒット作メーカー「Aspire」と特許取得のハイエンドブランド「Steampipes」とのコラボ商品ってだけでなんか箔が違いますよね。
ナ〇キとヴィ〇ンのコラボみたいな感じ?
って事で見て触って使っていきます!
PRESTIGE KUMO(クモ) RDTA TANKを見ていきます!
開封
パッケージ内容①
KUMO RDTA TANK ×1
スペアドリップチップ ×1
510アダプター ×1
スペアタンクチューブ ×1
AlienKey 1.5mm ×1
AlienKey 2.0mm ×1
AFCリング ×1
AFCロックリング ×1
パッケージ内容②
Oリングパック
説明書
スペアスクリュー ×2
開封してまずわかるのが付属品の多さ!
タンクチューブやエアフローコントロールリング、510アダプターなど…
勿論、予備のOリングやネジも付属!
説明書には日本語表記はありませんでしたが、絵を見ただけでなんとなくわかると思います。(内容が気になる方はグーグルレンズ越しに覗いてみてください!)
スペック
デッキ | シングルコイル |
---|---|
サイズと重量 | ドリップチップ接続時φ24 mm × 51 mm 重量67.6g |
ドリップチップ | 810ドリップチップ(510アダプター有) |
リキッド容量 | 3.5 ml |
アトマイザーのサイズは24mmと使えるMODの幅はかなり広く、タンク容量も3.5mlとまずまずです。
基本的には810サイズのドリップチップを使う事になりますが、510アダプターも付属しているので510サイズのドリップチップを使う事も可能です。
カラー
●SS
●サテン
●ブラックサテン
オーソドックスな3色を展開!
今回のレビューのカラーはSS!
キャピラリーシステムについて
『KUMO』の一番の特徴と言ってもいい次世代のリキッド供給システムの『キャピラリーシステム』!
要は、アトマイザー内の気圧差でリキッドをコットンにまで供給するシステムで、気圧差でリキッドの供給をするからリキッド供給の為にリキッドの所にコットンを垂らしたりとか、リキッドを吸いあげるようなスチールケーブルとかはいらないよねって事!
吸った時の気圧の変化でタンク内のリキッドが押し上げられてリキッドが供給されるワケですね!
この技術の特許をコラボメーカーの「Steampipes」が取得しています。
正直、アトマイザーの進化は頭打ちかと思っていましたがまだまだ進化の余地はあったみたいですね!
フォルム①
フォルムはさすがハイエンドブランドとのコラボと言う事で洗練されたフォルムです。
simple is bestと言う言葉が相応しいフォルム。
分解
ただ、分解してみると構造は全然simpleではありません。
次世代リキッド供給システム『キャピラリーシステム』を採用しているためか、パーツはかなり多めです。
●ドリップチップ
●AFCロッキングリング
●AFCリング
●トップキャップ
●タンクチューブ
●デッキ
●キャピラリーチャンバー
かなりパーツは多めですが、カスタムパーツも含めそれぞれを見ていきましょう!
●ドリップチップ
まずはドリップチップ!
プリセットされているドリップチップは810サイズのステンレス製です。
多分デルリン製のよく見るドリップチップも付属されています。
サイズが810なので、これとは違うドリップチップも装着可能!
510アダプターも付属されるので、510のドリップチップの方が好みの方にも対応しています。
って事は、独自規格じゃないドリップチップなら大体は使えるってことですね!
●AFCロッキングリング
このパーツは下で紹介するAFCリングのサイズに合わせて取り付けるパーツです。
22mm(プリセットのAFCリング)と24mm(カスタムパーツのAFCリング)の各トップキャップに合わせて取り付けます。
●AFCリング
エアフローコントロールはこんな感じ!
空気を取り込むエアホールは4つ空いており、反対側は開いていません。
RDLアトマイザーですが、ドロー感(吸った時の空気抵抗)は重そうです。
太さは22mmです。
カスタムパーツの方のAFCリングのエアホールは点ではなく線状のエアホールになっています。
コチラの太さは24mmとなり、アトマイザー(デッキ)のサイズも24mmなのでこのAFCリングを装着させると24mmの太さで統一されたサイズになります。
●トップキャップ
トップキャップはこんな感じ!
AFCリングに合わせるエアホールが4つ空いています。
内側はこんな感じ!
●タンクチューブ
リキッド容量が3.5mlのタンクチューブ!
プリセットされているタンクチューブはウルテムかな?
タンクチューブにも付属パーツが存在します。
アトマイザーのカラーに合わせたステンレス製!
ステンレス製なので、柑橘系や強メンソール系など攻撃性があるリキッドでも問題なく使えますね!
見た目も機械的になります。
ただ、リキッド残量の視認性はゼロですけど…
●デッキ
デッキはシングルコイル用!
リキッドを補給する補給口も開いています。
スポイトタイプのリキッドボトルだとちょっとやりづらいかも…
横から見てみるとこんな感じ!
サイドポストにコイルを差し込む感じですね!
気圧差でリキッドを供給させるシステムなので、余分な穴やパーツがなくスッキリしたデッキです。
コイルの足をネジで抑え込んで固定させるタイプ!
結局こういうタイプがビルドしやすいですよね!
●キャピラリーチャンバー
『KUMO』の一番の特徴のキャピラリーシステムの心臓部です。
ボトム部分に溜まったリキッドを気圧差で上に押し上げてリキッドを供給させる構造です。
実はこのキャピラリーチャンバーまで分解するのに…
ポジティブピンから取り外さないといけないんですよね…
外す事自体は付属の六角を使えば簡単に取り外せるのですが、その作業がちょっと手間です…
ついでに言うならタンクチューブの交換もここから作業しなければ交換はできません…
一応説明書にもそんな感じで書いてあります。
アトマイザーの洗浄時などはやや手間ですが、キャピラリーシステムの構造上仕方ありませんね…
フォルム②
カスタムパーツを使いオールSSの『KUMO』にしてみました!
RDTAなのにリキッド残量の視認性はゼロですが、このフォルムは個人的にメチャ好み!
シンプルで無骨!でもそれが良い!
ドリップチップを乗せ換えればこんなフォルムにもなっちゃう!
ビルドしてみました!
それではビルドしていきましょう!
キャピラリーシステムのお陰でビルドスペースはすっきりしています。
コイルを設置する時もコイルの足をこんな感じで出して…
余分なワイヤー部分をつら合わせで切りとり、あとはコイルの高さを自分の好みの場所にセットするだけ!
かなり簡単にコイルをセット出来ます。
ウィッキングも簡単で…
RDAのビルドの様に、コットンをデッキに収めるだけです。
後はリキッドをコットンに染み込ませて…
リキッドをタンク内に入れます。
ステンレスのタンクチューブだとどこまで入れていいかわかりませんが、その辺は感覚で。
って事で簡単にビルドが終わりました。
MODと合わせてみました!
バッテリーキャップがあるMOD!
スリムなMOD!
クセのあるMOD!
ステルスMOD!
個人的にはこの組み合わせが好き!
PRESTIGE KUMO(クモ) RDTA TANKで吸ってみる!
味わい的にはよくあるRDAな味わいで、ダイレクトなリキッドの味を楽しめます。
ドロー感的にはやはりやや重めのDLと言った印象です。
多分スカスカドローだと、気圧差を利用するキャピラリーシステムがうまく機能しないのかな…
ドロー感が重めなので、AFCリングを閉めればかなり重いドロー感になりMTLが好みの方にも充分に楽しめると思います。
510のドリップチップも使えますしね!
そしてキャピラリーシステムの供給性は…
良いやん♪
ぶっちゃけ初めての構造でイマイチ信用はしていませんでしたが、しっかり供給されます。
チェーンしていてもドライヒットする事なく、コットンは常にウェッティーな状態。
思っていた以上に、よくできた構造になっていました。
ただ、格好いいのですがステンレスタンクチューブだとリキッドの残量が見えないので単純にリキッドがなくなってドライヒットは何回かありました…
ステンレスチューブは格好良いんですが、格好いいだけ!利便性はあまりありません…
って事で以上!(まとめ)
気圧差でリキッド供給させるキャピラリーシステムが思っていたよりも調子が良い!
カスタムパーツも豊富で、1つのアトマイザーで色々なフォルムを楽しめます。
メンテナンスはやや面倒ですが、そのかわりビルドも簡単で味わいも〇!
ドロー感は全体的に重いですが、その重さ故にMTL好みの方にもマッチします。
色んな意味で良く出来たアトマイザーです!
気になった方はコチラ
それでは皆様に幸あれ!