お疲れ様です!鷲厳です!
今回は、【Aspire(アスパイア)】VILTER(ヴィルター)をレビュー!紙巻たばこ感覚で吸えるペーパーフィルターのドリップチップが特徴的なPOD型VAPEデバイスです!
って事でコチラ↓↓↓
ご提供:デジモク様
【Aspire】VILTER(ヴィルター)について
ポイント
ペーパーフィルタードリップチップ付属
オートパフ機能搭載
コイル内蔵で面倒な交換作業なし
ボタンなしのかんたん操作
便利なボトムフィル方式
っという事で、シンプルなフォルムでボタンや液晶などはなく、使い方はリキッドを入れて吸うだけの超シンプルなPOD型デバイスです。
そして最大の特徴でもあるペーパーフィルターのドリップチップも付属!
従来のPOD型デバイスに多い固いデルリンやウルテムなどの樹脂製ではなく口当たりの優しい紙製です。
紙巻タバコや加熱式タバコなどのような感触で使えるPOD型デバイス!
さらに最近ヒット作連発させている【Aspire】がリリースしているデバイスなのでリキッドの味の表現力は折り紙付き!
そして価格も2000円以下!
手を出しやすい価格帯です!
って事で、見て、使っていきます!
VILTER(ヴィルター)を見ていく!
それではまずは見ていきましょう!
開封
パッケージ内容
Vilter Device
Pod(2.0 ml)
Paper Filter Drip Tip
Type-C Cable 1
User Manual
ユーザーマニュアルには日本語表記はありませんでしたが、冒頭でも書いた通りリキッドをポットに入れて吸うだけのシンプルなデバイスなので大きな問題はないでしょう!
スペック
サイズ | 107.2 x 22 x 12.5 mm |
重量 | 30.8g |
ポッド容量 | 2 ml |
コイル | 内蔵型1.0Ωメッシュコイル 定格10-15W |
コイル素材 | カンタルAF |
バッテリー容量 | 450mAh |
充電ポート | Type-C |
出力 | 3.7V |
素材 | ボディ:アルミニウム合金 ポット:PCTG |
サイズ感はコンパクトで軽量、ただバッテリー容量もそれに比例して450mAhとやや少なめな印象。
タイプCの充電ポートを採用しているので利便性は〇。
素材に関しては、ボディは軽くて強度のあるアルミニウム合金で、ポットはここ最近多くのデバイスで採用されている靭性があり耐衝撃性の高く強メンソールや柑橘系のリキッドなどの攻撃性のあるリキッドでも使えるPCTGです。
ポット(リキッドを入れるパーツ)はコイル交換式ではなく、ポット交換式でランニングコストは掛かりますが手間がかからずVAPE初心者の方には扱いやすいタイプです。
保護機能
オーバータイムプロテクション(8秒)
短絡保護
過熱保護
低電圧保護
過充電保護
過放電保護
保護機能も充実!
価格の安いデバイスですが安かろう悪かろうではありません!
カラー
●ブラック
●レッド
●グレイ
●シャンパン
●オレンジ
●グリーン
今回のレビューはグレイです!
フォルム
ヴィルターのフォルムはとてもシンプルで、商品名のロゴの主張も控えめ。
空気を取り込むエアホールがサイド部分に開いています。
反対側はこんな感じ!
本体の状態を知らせるLEDインジケーターとコチラのサイド部分にもエアホールが開いています。
ブランド名のアスパイアの主張も控えめ。
LEDインジケーターの発光は、白か赤で基本的には赤発光の場合は保護機能が働いた時に発光。
バッテリー容量が少なくなると、白点滅で10秒間チカチカします。
シンプルなデザインなので、情報量が少ないのは否めませんね…
汎用性の高いタイプCの充電ポート!
バッテリー容量が少ない分、短い時間で満充電になります。
充電中はこんな感じ!
保護機能として過充電保護があるので、バッテリーへの負担も少ないのはgood!
ポット
ヴィルター本体とポットを外してみるとこんな感じ!
本体とポットはマグネットと引っ付く仕様で、脱着間は程よい感じ。
磁力が弱いワケでもなく、強すぎるワケでもなく…な印象。
ポットを外した本体の中はこんな感じ!
通電させる電極と呼気感知センサーが見えます。
この呼気感知センサーのお陰で、吸うだけでミストが発生します。
コイルが内蔵されたポットはこんな感じ!
ドリップチップはデルリンかな?
ヴィルターはペーパーフィルターが一番の特徴ですが、樹脂製のドリップチップがプリセットされています。
ポットのボトム部分には、通電箇所とリキッドを入れるリキッド補給口があります。
リキッド容量は2mlで抵抗値は1.0Ω!
補給口はやや小さく、先の細いユニコーンボトルタイプなら問題なくリキッドを補給する事ができますが、スポイトタイプなどの先の太いタイプではリキッドの補給はやりづらそうな印象。
まぁ…既存のVAPEリキッドの多くはユニコーンボトルタイプですけどね!
ペーパーフィルター
それではヴィルターの一番の特徴のペーパーフィルターをじっくり見ていきましょう!
2本のペーパーフィルターが付属されています。
太さ的には喫煙者にはなじみのあるサイズ感で、紙巻タバコやヒートスティックなどのフィルターとほとんど一緒の太さです。
ただ、タバコのフィルターと違う所は中にストローの様に穴が開いているという事。
タバコのフィルターのように、ろ過させるようなフィルターではなく言ってしまえばストローのような形状です。
ポットに差し込んでみるとこんな感じ!
このペーパーフィルターの中身はタバコのフィルターのようなスポンジ状ですが、このフィルターの周りを覆う紙は耐水性の高そうな紙で、リキッドを使うVAPEデバイスならではの仕様なのでしょう。
そしてご覧頂いてたらわかると思うのですが、このポットのドリップチップ装着部は独自規格です。
先細りした形状で、ペーパーフィルターを差し込んだ時にペーパーフィルターが簡単には抜けないような形状になっています。
付属の樹脂製のドリップチップも先細りしています。
当然、510規格のサイズ感ではないので他のドリップチップとは互換性はありません…
樹脂製のドリップチップがぱっと見、510っぽかったので「イケんのか?」っと思い試してみましたがイケませんでした…
ペーパーフィルターを装着させたポットと本体をドッキングさせてみるとこんな感じ!
アイコス機のようなフォルムになりますね!
ただ、ヴィルターの自体のサイズ感がコンパクトなので、アイコス機よりも一回り近くサイズ感は小さく感じられます。
重量は約31gとかなり軽量です!
常に手に持って扱うデバイスですが、これだけ軽量だと大きなストレスは感じないと思います。
VILTER(ヴィルター)を使ってみる!
それでは早速使っていきましょう!
ペーパーフィルターのドリップチップと樹脂製のドリップチップ両方を試してみます。
リキッドはタバコフレーバーで!
準備
頂く前の準備!
ポットにリキッドを入れていきます!
ポットのボトム部分からリキッドチャージ!
新品のポットにリキッドを入れてたら中のコイルにリキッドが完全に染み込むまで約5~10分程待機します。
リキッドを入れた直後に吸ってしまう空焚き状態になり、コイルの寿命が縮んただり、リキッドの味に影響が出たりします。
最初の一発目にリキッドチャージ後はしっかり待ちましょう!
2回目以降のリキッドの継ぎ足しは待機しなくても大丈夫!
ペーパーフィルターで吸ってみる!
それでは吸ってみましょう!
まずはペーパーフィルターのドリップチップで頂いてみましょう!
うむ…
咥えた感じはタバコ!
やはりペーパーフィルターの口当たりに馴染みを感じます!
味の表現力は言わずもがな、当然のようにしっかりリキッドのフレーバーを感じる事が出来ます。
樹脂製のドリップチップで吸ってみる
次は樹脂製のドリップチップで吸ってみる!
うむ…
まぁ…思っていた通り固い口当たり…
とは言っても筆者的にはこっちの方が慣れているので違和感は特に感じないのですが…
リキッドの味わい的にも変化は感じられませんでした。(味わい的には一緒)
ヴィルターを約1週間使って見た感想
吸い心地に関して
吸い心地に関しては、ペーパーフィルターを使えば紙巻タバコや加熱式タバコと遜色はさほど感じませんでした。
ドロー感(吸った時の空気抵抗)は調整出来ない仕様ですが、タバコに近い印象。
はっきり言ってしまえば、タバコのような口当たりなだけで味わい的にはリキッドの味です。
あくまでもタバコっぽく吸えるVAPEデバイス。
ペーパーフィルターについて
言ってしまえばペーパーフィルターは紙で、リキッドは液体です。
いくら耐水性が高い加工を施してあるペーパーフィルターと言え、相性はよくありません…
筆者は1日に約2mlを吸う使い方をしていましたが、2日程でペーパーフィルターはベチャベチャになってしまいました。
あと、咥える部分の汚れがとにかく目立つ…
樹脂製のドリップチップなら都度拭いてしまえば良い事なのですが、ペーパーフィルターも拭けばある程度はキレイになりますがやはり汚れは目立ちます。
個人的にはペーパーフィルターをメインで使用する場合は、毎日交換する事をおススメします。
ポットの寿命について
次はポットの寿命のついて…
ポットは消耗品です。
約1週間ほど毎日2mlのリキッド消費で使っていましたが、まだ大丈夫そうです。
ここら辺は、使うリキッドや頻度によって個人差が出る所なのですが…
●煙の量の減少
●味の違和感
●リキッドの変色
●喉のイガイガ等
上記のような事を感じたら素直にポットを交換するのがオススメです。
持ち運びについて
持ち運びについては、かなりコンパクトで軽量なのですが…
ドリップチップについてはやや難ありで、こういったVAPEデバイスってドリップチップがむき出しなんですよね…
なので、ペーパーフィルターにはとてもホコリは付きやすく衛生的な面ではちと気になっちゃう…
樹脂製のドリップチップなら吸う前にガシガシ拭いてしまえば良い事なのですが、ペーパーフィルターだとね…
液漏れについて
VAPEデバイスにありがちなお漏らしの件について…
先に書いておくと、この一週間の間ではお漏らしはありませんでした。
ただ、リキッドチャージがボトム部分からなのでポットにリキッドがある状態での長期間の放置は構造上どうしてもお漏らしを起こしそうな印象。
常に使っている分には問題はなさそうだと思えました。
って事で以上(まとめ)
ペーパーフィルターのドリップチップを使う事で、紙巻タバコや加熱式タバコのような口当たりで使用する事が出来ますが、要はタバコっぽく吸えるVAPEデバイス。
価格は2000円以下と比較的安価ですが、消耗品のポットやペーパーフィルターのランニングコストがかかります。
どうしてもランニングコストを下げたい場合は、付属されている樹脂製のドリップチップをメインで使用するなら消耗品はポットだけ。
味わいに関しては、安心のAspireの商品なので充分にでますが、正直ファボスティックほどではありません。
カスタム性も低いですしね…
VAPEデバイスに手を出したいけど、いきなりVAPEVAPEしたのはちょっと…っと言う方や、いつもと違ったPOD型デバイスをお探しの方には刺さるのかもしれません。
気になった方はコチラ
それでは皆様に幸あれ!