お疲れ様です!
今回は【Mass Mods】AXIAL PRO RDAを購入したので紹介!いつものRDAデッキとは違い、抵抗値が『倍』になる直列デッキで攻めた抵抗値も安心してデュアルコイルで攻められるデッキ!
って事でコチラ↓↓↓
Amazonで購入しました!
AXIAL PRO RDAについて
今回紹介するAXIAL PRO RDAは…
●パラレルデッキ(並列デッキ)…いつものRBAのようなデッキ、デュアルコイルで組むと抵抗値は半分になる
●シリーズデッキ(直列デッキ)…いつものRBAのような感じではなく抵抗値が倍になる
…の2つのデッキが付いています。
なのでお値段も倍近くお高かったです…(単純にアトマイザー2つ分くらいのお値段です)
さて、いきなり並列やら直列やらちょっと抵抗感のあるワードが出てきましたが、簡単に言えば…
並列デッキ
直列デッキ
多分こんな感じだと思います。
って事で今回も見て触って検証して使っていきます!
AXIAL PRO RDA
って事で、まずは見ていきましょう!
まずは開封!
パッケージ内容
●25mmアキシャルプロキャップ
●シリーズデッキ(直列デッキ)
●パラレルデッキ(並列デッキ)
●BFピン
●六角工具
●取扱説明書
●スペアOリング/ネジ
ユーザーマニュアルには日本語表記はありませんでした…
それぞれのデッキの特徴がアルファベット語で書かれています。
BFピンもついているのでスコンカーMODにも対応しています。
スペック
サイズ | 高さ30mm×横幅25mm(ドリップチップ含む) |
ビルドタイプ | シングル・デュアル |
直径 | 25mm |
スレッド | 510 |
ドリップチップ規格 | 810 |
エアフロー | サイドエアフロー |
アトマイザーのサイズが25mmなので、クラプトン系の大きいコイルでも組む事が可能です。
ただ、大きめなコイルでのビルドは抵抗値が低くなりがちで結構ビビりがちになりますが…
そんなときに直列デッキを使えばいいのです!
並列・直列デッキの検証は後述します。
とりあえずバラしてみる!
●ドリップチップ
●トップキャップ
●キャップ
●デッキ(並列・直列)
バラしてみると4つ(デッキは2つあるので…)のパーツになりました!
各パーツを見ていきます
●ドリップチップ
ドリップチップはテーパーになっています。
サイズが810なので、好みのドリップチップと交換できます!
付属でクリアカラーの同サイズのドリップチップがあります。
コレは地味に嬉しい!
810サイズ用の接続パーツも付いています!
こんな感じで810のドリップチップも装着可能!
装着できるドリップチップの選択肢がめちゃくちゃありますね!
●トップキャップ
トップキャップはこんな感じ!
エアーを取り込む横長のエアホールが2つと…
さらに細かく調整する事も可能!
付属のクリアカラーのドリップチップを付けてみました!(個人的にこのドリップチップはめっちゃ好きです)
810のドリップチップを付けてみるとこんな感じ!
●キャップ
キャップはこんな感じ!
結構シンプルなデザインです。
裏っ返すとこんな感じ!
デッキにはOリング2本で納まるだけの構造です。
●デッキ(並列・直列)
並列デッキ(いつものアトマイザーと一緒のタイプ)はこんな感じ!(黒い方)
裏っ返すとこんな感じ!
コンタクトピンやデッキを固定するネジを増し締めしておきます。
直列デッキ(抵抗値が倍になるデッキ)はこんな感じ!(青い方)
この直列デッキはニュートラルポストを経由するため抵抗値が倍になるのだそうです。
裏っ返すとこんな感じ!
こちらも忘れずに増し締めしてきます。
コンタクトピンはどちらもこんな感じで出っ張っています。
デッキ自体もウェルが深いのでリキッド保有量もソコソコ多く、サイドエアフローで位置も高めなのでスコンカーMODでも漏れづらい機構です。
ウルテムカバーも買っちゃいました!
デッキが2つあるのに、キャップが1つしかないのは収まりが悪いと思いウルテムも購入!
ウルテムキャップは拡張性がなく、ドリップチップの交換はできませんでした。
AXIAL PRO RDAを検証してみる(並列と直列の違い)
それでは本当に抵抗値が倍になるのか?
まぁ…多分なるんでしょうけど、実際に色々検証していきましょう!
今回、用意したコイルはWotofoのジャガノートコイルを使っていきます。
ちなみにシングルコイルでの抵抗値は0.34Ωです。(同じ規格のコイルを2つ使っていきます)
先にお詫び申し上げますが抵抗値は多少の誤差がありますので、その辺はご了承ください…
並列デッキで組んでみる
デュアルで組むと、0.34÷2=0.17のはずが0.13Ωに…(いきなり大きく誤差ってしまいました…)
ドライバーンでホットスポットも除去しましたが更に抵抗値が下がる結果に…
今回使用しているMODはデュアルバッテリーのテクニカルMODなので大丈夫ですが、A(アンペア)が少ないバッテリーを使うMODやメカMODではかなり危険な数値です。
直列デッキで組んでみる
って事で、次は並列デッキで使ったコイルをそのまま直列デッキに組み込みこんだ結果…
抵抗値が0.54Ωに…(0.34×2=0.68Ωになる計算だったんだけど…)
ウーム…
思ってたんと違う…
そんなこんなで考えてみたのですが、もとのコイル1つの抵抗値が0.27Ωくらいだったら説明がつきます!
抵抗値が0.27Ωだった場合
●並列デッキの結果は0.12Ωでした。0.27÷2=0.135で0.12Ωに近い数字に。
●直列デッキの結果は0.54Ωでした。0.27×2=0.54
まぁ…完全に直列デッキの結果を見て考えた数字ですが、元のコイルの抵抗値を読み違えていた言う結果に…
コイル自体がデカいコイルだったので、誤差があったのかな…と。
AXIAL PRO RDAを検証してみる(並列と直列の違い)…②
なんか悔しかったので、今度は単線コイルでリベンジする事にしました。
コイルのMODによる読み違いの誤差を最小限にする為、元々持っていたMODの色違いを購入!
バッテリーも2本セットの21700バッテリーを購入!
余談ですが、実はこの記事は…アトマイザー8980円+ウルテムキャップ3480円+テクニカルMOD3980円+バッテリー2480円=合計18920円とかなりお金がかかっています。(筆者のお小遣いは月20k…)
コイルのセッティングはNi80、24ga、内径3mm、7rapです。
作ったコイルを1つ1つ測ってみたのですが、大体抵抗値は1つ大体0.38~0.43Ωくらいでした。(コイル1つの抵抗値を約0.4Ωとします!)
って事で結果はこんな感じ!
並列デッキ(パラレルデッキ)を単線デュアル
抵抗値は0.24Ω!
うむ…多少の誤差はありますが、大体半分くらいですね!
直列デッキ(シリーズデッキ)を単線デュアル
抵抗値は0.88Ω
こちらも思った通り、誤差はありますが約2倍になっています。
AXIAL PRO RDAで吸ってみる
それでは抵抗値の検証も出来た所で、いよいよ吸っていきます!
ウィッキングして、リキッドを染み込ませてキャップをして完成!
上から覗いてみるとこんな感じ!
ザ・DLドリッパー!
って事で、並列・直列デッキを同時に使ってみた結果としては…
味に関しては、ぶっちゃけ違いがよくわからないのが正直な印象。
どちらも、同じ45Wで頂いたのですがどちらもドリッパーらしい味の出でした。
立ち上がりについては、並列デッキの方が早かったです。(多分抵抗値の違いでしょう!)
ドロー感は…
エアフロー全開→ほぼ抵抗を感じないスカスカドロー
エアフロー全閉→MTLもいけるか?かなり重めのドロー感でした。
って事で以上!
まさか、こんなにお金を使う事になるとは…
ちなみに、直列デッキ(抵抗値が倍になるデッキ)はシングルでは組めませんでした…
あと、抵抗値が倍になるので、W数を上げ過ぎるとVの数字もメチャ上がるのでテクニカルMODによっては安全装置が働く可能性があります。
ただ、直列デッキがあればかなり抵抗値を攻めたビルドができる事には変わりありませんね!
って事で気になった方はコチラ↓↓↓
筆者が買った安めのMODとバッテリーはコチラ↓↓↓
それでは皆様に幸あれ